コラム
コラム

HOME > コラム > コラム第4回

第4回 : 咬むために必要な筋肉
食べ物を咬む(咀嚼する)ときに働く筋肉のことを咀嚼筋といいます。
咀嚼筋は、下顎骨の運動(主に咀嚼運動)に関わる筋の総称であり深頭筋とも呼ばれます。
咀嚼筋は一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類が挙げられます。
★咬筋★
  1. 起始
    浅部は、頬骨弓の前部から中部に付着。
    深部は、頬骨弓の中部から後部に付着。更に側頭骨まで付着。
  2. 停止
    下顎枝、下顎角の外面に付着。

    ★咬筋の主な働き
    下顎を挙上します。物を咬む。 

    ★咬筋の神経支配
    三叉神経の第三枝(下顎神経)

    ★咬筋は咀嚼筋の一つです。下顎を閉じる働きをしますので、物を奥歯で噛んだりしたときに、顎の外側を触れていると、膨らむのが触診できます。
★側頭筋★
  1. 起始
    側頭骨の側頭面全体に付着。側頭筋膜の内面に付着。
  2. 停止
    下顎骨の下顎枝に付着。

    ★側頭筋の主な働き
    下顎を挙上する。下顎を後方に引く。

    ★側頭筋の神経支配
    三叉神経第三枝(下顎神経)

    ★大きな4つの咀嚼筋のうちの一つで、内側翼突筋、咬筋と共に、下顎を閉じます。側頭部に手を当てて、奥歯をぎゅっと噛み締めると、この筋肉が緊張するところを、容易に触診できます。大きな筋肉で比較的わかりやすい筋肉です。
★内側翼突筋★
  1. 起始
    蝶形骨翼状突起の後面に有る翼突窩に付着。
  2. 停止
    下顎骨内側面にある翼突筋粗面に付着。

    ★内側翼突筋の主な働き
    下顎を挙上します。
    一方の内側翼突筋は下顎を反対側に側方移動させます。

    ★内側翼突筋の神経支配
    三叉神経(下顎枝の内側翼突筋神経)

    ★内側翼突筋は、咀嚼筋の4つの大きな筋肉のうちの一つです。下顎を持ち上げ、口を閉じます。
    また、下顎を左右に側方移動する力は、食べたものをすり潰す働きをしています。口の中に指を入れ下顎骨の内側を触診すると、筋腹を触れることが出来ます。顎関節の異常がある場合、この筋肉の緊張がよく見つかります。この筋肉をマッサージする事で異常が回復することがあります。
★外側翼突筋★
  1. 起始
    上頭は、蝶形骨の側頭下稜・蝶形骨の側頭下面に付着。
    下頭は、蝶形骨の翼状突起の外側板の外側面・蝶形骨の上顎結節に付着。
  2. 停止
    下顎骨の関節突起・顎関節の関節包・顎関節の関節円盤に付着。 

    ★外側翼突筋の主な働き
    口を開ける。関節円盤を前方に引く。関節円盤を反対側に引く。

    ★外側翼突筋の神経支配
    三叉神経(下顎枝の外側翼突筋神経)

    ★外側翼突筋は、咀嚼筋の大きな4つ筋肉のうちの一つです。
    口を開ける筋肉ですが、関節円盤にも付着し、この筋肉の異常は顎関節の異常を多々引き起こす可能性があります。開口ロックや閉口ロックも、この筋肉が関節円盤に影響を与え起きることが有ります。クリック音や顎関節痛の痛みには、この筋肉の操作は欠かせません。

    咀嚼機能を主として分類する場合、開口運動に関わる筋として舌骨筋のうち、顎二腹筋、オトガイ舌骨筋 顎舌骨筋が存在するため、この3種類の筋を含めて咀嚼筋と呼ぶこともあります。

    ★閉口筋:咬筋、側頭筋、外側翼突筋(上頭)、内側翼突筋
    ★開口筋:顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋、顎二腹筋、外側翼突筋(下頭)


参照「筋肉ガイド」 http://www.musculature.biz/

<  第3回 : 歯並び・咬みあわせ

第5回へつづく

世界初!トップアスリートのリカバリーに重炭酸イオンが効く!